最初から大きく張るのは、ビジネスではなく博打
最初の目的は、大きく売ることではありません。小さな金額で、利益が残る形を見つけることです。
初めての商売では、知らないことが必ず出てきます。最初から大きく張れば、1つの思い違いが大きな損失になります。 小さく始めれば、同じ間違いを安く経験でき、直してもう一度試せます。
小さく始めるのは、利益を小さくするためではない。
成功するまで試せる回数を残すためである。
売上が増えたから大きくするのではありません。1件売るたびに利益が残り、同じ手順を繰り返せると分かってから広げます。
| 段階 | 確かめること |
|---|---|
| 1件売る | 本当に買う人がいるか |
| 10件売る | 偶然ではなく、同じ方法で売れるか |
| 利益を見る | 仕入れ・手数料・時間を引いて残るか |
| 大きくする | 数を増やしても品質と資金繰りを保てるか |
赤字の商品を100個売れば、損失が100倍になります。小さく売れることと、小さく利益が残ることは別です。
誰でも最初は、他人の商品、他人の仕組み、他人の集客力を借りるところから始めます。 それ自体は悪くありません。ただし、利益の源泉を他人に握られたままでは、手元に残る割合は増えません。
| 分野 | 始めやすい形 | 育てた先 |
|---|---|---|
| 物販 | 小売から買って売る | 仕入先を持つ/自分で作る |
| 不動産 | 管理を任せて持つ | 自分で貸す/直して価値を足す |
| 情報 | 他人の情報を紹介する | 自分でデータを持つ/自分で書く |
値段、仕入先、客との関係を自分で決められる場所へ近づくほど、同じ売上でも利益を残しやすくなります。
事業を育てるには、時間 × 資金が要ります。資金が少ないなら、時間を使って小さく回し、種銭と経験を貯めます。 時間が少ないなら、検証済みの部分に資金を使って進む速度を上げます。
資金がないなら、時間を使え。
時間がないなら、資金を使え。
どちらも出さずに大きくなる道はない。
「元手ゼロ・未経験・短期間」を同時にうたう話には、このどちらもありません。 小さく始めることと、何も負担せずに始めることは別です。